遣ってみよう つなぐシステム作り [これからの仕事]

雇用状況が落ち込む中、仕事を求める人達が苦労している。
経済状況が厳しく、企業も人件費削減の圧力の下、新しい求人に至らないからだ。

ならば、出来る事を遣ってみようではないか。
雇用、つまり、人に雇ってもらうことだけを考えるのではなく、
何か仕事を作り出してみる、という方法はどうだろうか。

若い人なら、IT技術を使って情報システムを作ってみる。
IT技術に遠い人なら、プランだけでも考えてみる。

例えば:
 病院の空きベッド情報が、救急車からの問い合わせに役立っていない。人手不足で最新の情報の入力が追いつかないからである。これを、退院などでベッドが空いた後、ベッドメイキングを済ませた時点で、病院スタッフが利用している簡易型携帯電話PHSなどを用いて、その場から入力する方法を考える。QRコードを貼り付けておいて、それを読み取らせる‥‥という様に。また、新たな患者によって、そのベッドが塞がったら、その折に情報を更新する。そんなシステムはどうだろうか。


インターネットで求人などの様々の情報を探し出すのもよいだろう。
ゲームなどの仮想空間を楽しむのもよいだろう。
だけど、これらは、ITを使いこなしていることにはならない。
むしろ、利用者として、ITに使われている、とも言えよう。
ITを使いこなす者になろう。
必要なら専門書と取り組んでみよう。

これからの時代、どんな職業であれ、新しく学ぶということは必要になる。
自分の力で学ぶ、ということを学んでおこう。
人に学ぶ機会が無いのなら、専門書に学ぼう。
入門書から始めればよい。
基礎の理解を大切にしよう。
ゆっくり、何度も繰り返して初歩を確かなものにしよう。
1ページ目から始める日が続いても良いのだ。
納得のゆくまで時間と労力を投入する・・・・自分を大切にしながら。
基本をしっかり理解しておけば、次第に面白くなり、学びのスピードが上がってくる。
そして、何よりも、後で応用が利く。
自分で自分の理解度を確かめながら進める、というのは、自分との対話である。
自分との対話に自信が有れば、人の前に出ても話が出来る。
独力で学んだ力を示して、人の前、面接に臨もう。

ITに関する知識・技術は、無駄になることは無い。
仕事に就いたら、学ぶ時間は無い。
時間が有る時に、学んでおこう。

学んだ知識や技術が役に立つだけではなく、
自力で学んだ、という自信が、未知の分野への進路を開く。


学校で学んだことだけで、一生を生きてゆける時代は終わった。
学校で教わらなかったことを自分の遣り方で学んでゆこう。
企業が社員教育に大きな投資をする時代も終わった。
人に要求されてからではなく、自分から始めよう。
何をどの様に学ぶか、それが人生の質を決める。

専門学校で教えていることは、職場で求められるレベルではない。
なぜなら、専門職として活躍できる人は、専門家として職場に居る。
素人相手に学校で教える、という仕事には就かないからだ。

社会のために、どんな働きが出来るか。
自分に作れるのは、どんな分野の、どんなものか。
そのためには、どんなことを新しく身に付けなくてはならないか。
体力、専門知識、実務体験、・・・・.
アルバイトやボランティアで、実際の分野を体験してみることも・・・・.

IT機器に使われること、人に使われること、・・・・.
それよりも、自分の着想や開発力に身を委ねてみないか!

先の見えない時代だからこそ、自分の一歩先は自分で築いてゆく。
コンピュータのキーボードをたたける人なら、
無限の可能性に向かって、遣ってみて欲しい、と願うのである。
タグ:働く 生活
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