はた(傍)+らく(楽)=はたらく(働く) [ものの見方・考え方]

こんな言い方を聞いたこと、有りませんか。

働くって、傍(はた)の人を楽(らく)にすることなのだ、って。

工場などでは、次工程を考えろ、と言います。
いろんな作業がつながって大きな仕事が成し遂げられる、という時、
次の工程を担当する人が仕事を遣り易いように、自分の作業をするのです。

書類に記入するには、分かり易い字を書く、というのもその一つです。
だって、読む人が、ん?って首をかしげて考え込むようでは、迷惑、失格。
例えば、役所からの書類が読みにくい、理解しにくい、というのは、
まさに、この、読み手のことを考える、という働きが欠けているから。

みんなで使う物を、どこに置くか、ということ一つだって、傍+楽 が必要。
先日、コンビニで、商品と値札がずれていて、これ幾らなんだろう?って。
これでは、コンビニの名が泣きます。便利じゃないのですから。

また、傍の人=自分自身、と考えると、身の回りのこと全てが当てはまります。
読みやすい書き方をしておくと、読み返す時に、一度に理解できます。
  重要な書類だけでなく、ノート、メモ、等々、身の回りにいっぱいあります。
結局、整理整頓というのは、時間が経過した後の自分自身にとっての、傍+楽。
次工程を考えると、後日の自分の為に働いておくのが賢明、ということになります。

後日の自分自身のために働く。
働いて能力を蓄え、収入を蓄え、いつの日か、それを活かして羽ばたく。
自分自身を含めた「はた(傍)」を、こころ準備して「らく(楽)」にしたいものです。
タグ:働く 言葉
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