不本意な仕事でも遣ってみては・・・・ [これからの仕事]

リストラや派遣切りなどで仕事を失った人達が、職探しに苦労している。

こんな時代だからこそ、身分の安定した正社員になりたい。
末永く取り組んで行ける、納得できる仕事に就きたい。
そういう気持ちは分かるんだけど・・・・

リーマン・ショック以降、急に増えたのが派遣切り。
   工場の生産ラインで働いていた。
   結構、収入が良かった時期もあった。
   また、そういう仕事に就きたい。
そういう風にいう、比較的若い世代の人達の姿がしばしば報道されていた。
住まいを追われ、食べることにも困りながらも、職探しを続けている。
望まない仕事には就きたくない、から。

   だけど、経済状況は厳しさを増すばかり。
   一方で、介護など、人手不足が深刻な分野もある。

冷暖房完備の工場で、人との関わりをそれほど求められない仕事。
決められた作業を淡々とこなす、という仕事は、もう望めないだろう。
人件費の安い海外へ移るか、機械化に移行する、という見込みだからこそ、
それまでの調整弁として、派遣労働を利用していた、と考えられるのだ。

今までと同じような、慣れた形での働き方を求めても、状況は変化している。

時代の方向は、日本国内での機械相手の仕事を消し去りつつある。
知識を相手にするのは、学生時代からの参入が必要であるから、
社会人になってからの選択としては、相当困難を伴い、無理と言えよう。
だとすれば、人間を相手にするか、自然を相手にするか、である。
実際、介護や農業の分野では、働き手を求めている。
しかし、仕事は厳しいし、収入は満足の行くものではない。

   この現実を、どの様に考えるか。

求められている分野に参入して、先駆的な立場で働いてはどうか。
仕事は厳しいし、報酬は低い。
そういう状況を、ノウハウを身に付けるための勉強期間だと考える。
体力のある若い時にこそ、自分自身への時間と労力の投資だと考えるのだ。
授業料を払って勉強しているのだと考えて、資格も取得しよう。
自分なりのノウハウも工夫して、蓄積して行こう。

将来性の有る分野に進まないで、将来の生活が成り立つわけは無い。
将来性のある分野とは何か。・・・・自分なりに考えてみよう。

その分野に光が当たるようになれば、経験者として指導的な立場に立てる。
世の中が必要とする働きが出来れば、当然収入は増える。

真剣に働いていれば、それなりに人との出会いがあるだろうし、
そこから、予想もしない可能性が生まれる、ということも有り得る。
何よりも、職歴に空白を作らなくて済む。
履歴書の空白は、大きなマイナスなのだから。

若いうちは、自分で自分を育てよう。
収穫は、大きく実ってから、である。
タグ:仕事
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