「好き」は、3Kに勝る [ものの見方・考え方]

 ◇◇ 結構、純粋だった頃を思い出してみよう ◇◇

学生時代、クラブ活動を選ぶ場合には、
  好きなこと、遣ってみたいこと、を考えて決めただろう。

運動クラブに入れば、汗まみれ、泥まみれ、おまけに怪我することもある。
文化クラブでは、行事に向けて、練習や計画作り等、いろんな気遣いがある。

だけど、そんなことは気にしないで、目の前の「今遣るべきこと」に取り組んだ。
あっと言う間の学生時代が終わって、振り返ってみると、よく遣ったなあ、となる。

そう、遣ってみようと思った活動なのだから、とにかく、遣ってみる。
新入生から見たら、2年生、3年生は、ずっと上の遠い存在だった。
楽しみという好奇心と、不安や失敗。
だけど、日に日に色んなことが分かり、上達して行く自分が実感でき、
仲間と共に活動する楽しさに慣れ親しんだことだろう。
1年経って、自分が2年生になった時、
   1年間の足跡が、ずっしりと実感できたのでは無いだろうか。

好きだから、遣ってみたかったから、・・・・そこから初めて、貴重な経験が残った。
途中で止めてしまった人が居たかも知れない。
好きでなくなった、遣ってみたい気持ちが無くなった、という人。
もっと重要な、遣りたいことが見付かった、という人。
それぞれの理由があるだろうが、自分の気持ちを見つめながら選んでゆく。
青春時代の特権、である。

  ◇◇ 好きなこと、遣りたいことを遣って・・・・良かった! ◇◇


自分で選択し、熱中して活動し、経験として蓄積して行く。

仕事も、自分で選択し、熱中して取り組み、実績として蓄積して行く。

新卒の就職戦線では、学生時代のクラブ活動や、アルバイトの経験として、
経験者の就職戦線では、以前の職場での実績として、
  この様な、選択、取り組み、結果、というプロセスが問われる。

好きな道なら、困難に出会っても、逃げることよりも、より一層の工夫へ向かう。
昨日より今日、今日より明日、という面白さ。
他人からは困難な課題に見えても、本人には、より良い自分へのチャレンジである。

   好きこそ、ものの上手なれ。

昔から言うとおり、好き、ということに真正面から取り組もう。
真正面から取り組むことで、自分が大きく、強くなる実感が得られる。
本当の「好き」と言うのは、そういうものだろう。
本当の「好き」と言うのは、気軽な楽しさとは正反対だと言うことだ。


3K (きつい、汚い、危険)を心配するよりも、
  3Kを気にする必要の無いくらい、「好き」なことを見つけよう。
とにかく、遣ってみたいことを遣ってみよう。
熱中している内に、3Kは3Kではなくなる。

            ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

3Kという言い方は、好きでない、嫌い、という世界に位置する。
好き、という世界に没頭すれば、
  3Kは、自分の実力を鍛えてくれるハードルとして向き合えるようになる。
好きなことに関連するものは、3Kでさえ、好きな世界の存在なのである。


反対に、3Kを、嫌い、避けるべき対象として考えている限り、
好きな道への障害物として、大きく立ちはだかるのである。

この仕事は、3Kか、と問えば、どんな仕事にも就くことは出来ない。
初めから、その仕事を好きではない、という気持ちが働いているのだから。

学生時代のように、自分の、好き、遣ってみたい、という気持ちを大切にしよう。
予想される困難を、避けるべき3Kと考えるか、自分を育てる課題だと考えるか。
  同じ状況でも、受取り方によって、否定にも肯定にもなる。

好きなら困難な道を行け!
自分にしか開けない、自分だからこそ切り開ける世界に向かって・・・・。
タグ:3K
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