自分を知る/言語化する:次の歩 [仕事に就くために]

言語化の第一歩として、最終学校に関する選択行為を見直した。
言語化の次の歩として、ここでは生い立ち全体を見直してみよう。

一言で言えば、「こんなことも有ったなぁ」、という出来事のこと。
周囲の大人に褒めてもらったこと。
  両親をはじめ、幼稚園や保育園、小学校や中学校などの先生、
  或いは、近所の人や、お稽古事に通っていた先の先生など。
または、賞を貰ったこと。
  運動会や何らかの競技会で、自慢できる成績を残した。
  展覧会や発表会で、入賞した、というような体験。

絵が上手だね、と褒めてもらって嬉しかった。
○○のことをよく知っているね、と感心されて嬉しかった。
  もっと上手になろう、もっと詳しく知ろう、という意欲がわいた。
  その努力を褒めてもらって、益々、嬉しくなった。

そんな体験を、思い付くままに書き出してみよう。

それが、以前に書いた「嬉しかったこと」に通じていれば、
   そこに、自分の居場所が存在する。
無理なく自分を活かせる、自分に最も相応しい活動の場が在る。

自分が心動かされたのは、どんな側面に関してだったのか。
絵が好きだったとしても、
   観察するのが好きだったのか、
   構図なのか、色彩なのか、描き方だったのか、
   或いは、自分の絵を人に見てもらうのが嬉しかったのか、等々。
表面的な事に限らないで、その奥の、気持ちの向いた先を見つめよう。

対象をじっと見つめて、そのままの姿を描くのが好きだったのなら、
   写実画家だけでなく、科学者や報道記者など、観察眼を活かす道。
絵を見て喜んでくれる人が好きだったのなら、
   美しい物や、人の役に立つ物作り、或いは、サービス業全般。

そんな、広大な地平での自分の能力の活動範囲を考えてみよう。

走るのが好きだった、泳ぐのが好きだった、でも良いのだ。
体を動かす爽快感を大切にするのなら、忙しい仕事だって体当たりできる。
時間に追われて走り回るのが苦にならない、というのは大きな強みである。
  新人として仕事に体当たりします、という自己PRが出来る。

決まりきった自己PR文ではなく、自分だけの、自分にしか書けない文章。
どんな質問を受けても、自然な受け答えに広げて行ける自己理解。
そういう、自分を知った上での文章を提出したいものである。

タグ:言葉 就職 知己
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