自分を知る/言語化する:まとめ [仕事に就くために]

自分を知るために言語化する、ということを考えてみた。
第一歩として、自分の選択の仕方を振り返り、意志の働き方を確かめた。
次の歩として、周囲の人からの視線を頼りに、客観的な自分を見直してみた。

自分の自主的な判断と、周囲からの見え方という二面的な捉え方を、
  思い付くままに、書き出してみましょう、・・・・ ということだった。

書く、というのは、言葉に置き換えることである。
ただ何となく、そんな感じ、というような想いを、そのままに言葉にする。
まとめようとか、順番とかを考えないで、ただただ、思いつくままに、である。
あっちへ跳び、こっちへ跳び、と乱雑に書きなぐったとしても、全ては自分のこと。
後から見直してみたら、乱雑な書きなぐりの中に、自分の姿が見えてくる。

  ① 自分が大切にしていること。
  ② 自分の人生を特徴付けていること。

①を頼りに、「こういう仕事がしたい」
②を頼りに、「こういう仕事が出来ます」
 というようにまとめてみよう。




ここで簡単に考えてみると、
言語化するための、第一歩(自己選択)と、次の歩(他者評価)は、
小・中・高、と学んできた中で、繰り返し体験しているのである。

・・・・ 自己選択 ・・・・
宿題や予習・復習をどの様にこなしてきたか。
友達と遊びたい、テレビやゲームも気になる。
毎日の下校後の時間は、限られている。
そんな中で、自分の時間をどの様に使ったか。

また、夏休みなどの長期の日々が自由になる時期はどうか。
宿題だって、どれをどれだけ、どんな順番で片付けたか。
どんな時間配分をしたか。
朝、勉強して、昼からはプールとか。
宿題だけでなく、苦手科目に力を入れてみたり、
反対に、得意科目の難題に挑戦してみたり。
それなりに自分と向き合って、決めて行動した、ということになる。
クラブ活動やアルバイト、旅行も計画の重要部分だったはずだ。

・・・・ 他者評価 ・・・・
そして、学校からは成績を受取る。
好きな科目、得意な科目。
普通は、好きな科目は、得意な科目と一致する。
好きだけど、得意ではない科目の場合には、
  思い切って次のハードルに挑戦してみれば、得意科目になる。
  好きな科目なら、どんどん上のレベルを目指してみよう。

好きではないけど、得意(成績は良い)という場合には、
  そこに、自分の潜在能力が眠っているかも知れない。
  意識して努力している訳でもないのに評価されているのだ。
  どういう面が、良い成績を取っているのか、具体的に考えてみよう。
  自分の適性が自然に活かされている、・・・・その適正を見付けよう。

クラスや学年での順位ではなく、自分自身の成績だけを見て行こう。
人と比較するのではなく、自分の中で、何が好きか、何が得意か、と。

世の中が変われば、評価の基準も変わる。
成績順位ではなく、成績内容をしっかり自己分析しよう。
自分の成績がどの様に変化したか、その時は、どんな勉強をしたか。
頑張った結果、サボった結果、・・・・自分では分かるはずである。
どうして頑張れたのか、どうして手を抜いてサボったのか。
その時その時の自分の気持ちを確かめてみよう。

自分にとっての、適/不適を見つけ出そう。
  



・・・・ 自分の今までを振り返って、書きなぐりによって言語化を進める。

この作業を実際に遣ってみた人には、学校生活の振り返りは簡単であろう。
漠然としていた学校生活の記憶を、しっかりと自分の言葉に置き換えておこう。
  得意な科目は何でしたか? と問われたら、はっきりと答えられる様に。
  どう得意だったの? と質問が続いても、落ち着いて答えられる様に。

自分を知らなければ、自分を知ってもらうことは出来ない。
自分を知ってもらうために、自分を知り、しっかりと言葉にして伝えよう。
そのための準備、・・・・丁寧に自分と向き合っておきたいものである。

タグ:就職 言葉 知己
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